【千葉県夷隅郡】養老渓谷散策 その2
その1
※今回は水生生物や虫の写真もあります。苦手な方は閲覧注意です。
やまびこセンター内になんとなくそそる食堂があったので、
旦那はカレー、私は温そばを注文してみました。
サラダ・お新香つきで600円。美味しい地元産きのこ入りでなかなかのコスパ。
サービスエリアと空港と泉質のいい温泉宿のメシは期待するなというのが鉄則ですが、これはおいしかった!
がっこ(秋田弁で、お漬物のこと)大好き秋田県民としてはがっこがついてるだけで☆1つ追加です。
全然関係ないけどスキー場のレストハウスで食べるおしることかプールの中のレストランで食べるクレープって妙に美味しいよね!あれ何故なんでしょう。
コーラは120円。瓶のコーラがあったら飲むよね。美味しいよね。
満腹になったので腹ごなしに歩きますよ~。
やまびこセンターからまた少し奥に進んだところにある駐車場に車を停めます。
↓オレンジ色の丸のところ。
駐車料金は1日500円です。
黄色いルートのとおり養老渓谷を歩きます。
ゆっくり歩いて、だいたい1時間半くらい。
このルートで歩く予定の妊婦さんはこの駐車場で必ずトイレを済ませておいてください。
途中にもトイレの表示はありますが妊婦さんが使えるようなきれいなトイレではありません。
この駐車場のお姉さんが話しかけてきてくれて親切に遊歩道の入口&ルートを教えてくださいました。
ハッ!まさか養老渓谷観光センターはここだったのか!?!?
お姉さん曰く、「この駐車場から近い入口は2つあるけど、手前の入口は足場が濡れていて滑って転んでしまう人が多いから奥のほうから入った方がいい」とのこと。
親切すぎか。
お姉さんありがとうございました!
お姉さんのアドバイスに従って
滝見苑の斜め向かいにあるこちらの入口↓から遊歩道に入ります。
この坂を下りていくとすぐ、
粟又(あわまた)の滝ー!!
滝というと滝口から滝壺までドザーと水が落下していくイメージですが、こちらの滝は岩肌を水がサラサラ流れている感じ。
渓流瀑という種類の滝らしいです。
(渓流瀑(けいりゅうばく)=滝口から岩肌などの上を滑るようにして流れる滝で、ある程度高低差のあるもの)
ちなみに粟又の滝は落差30mほどで、およそ100mの長さを滑り落ちてくるそう。
頑張れば登っていけそうでした(笑)
滝壺(というほど壺でもなかったけど)では子供たちが水遊びしたり虫採りしたり、ポップアップテントを張ってくつろいでいる家族連れもいらっしゃいました。
川に勢いがありすぎないので水生生物も多く、人が多すぎないので水遊びも安心してできるなかなかにいい環境です。
下流のほうに歩いて行ってみましょう。
ハグロトンボ。これは胴がきれいな緑色なのでオスですね。
(遠くてスミマセン)
遊歩道にも小さな滝が点在していて、ちゃんとひとつひとつ名前が付いているみたいなのですが正直小規模すぎてどれがどれだかサッパリです(笑)
大量発生していたオタマジャクシ。
オタマジャクシって久々に見ました。昔は通学路の用水路やら田んぼやらにうじゃうじゃいたけど…。自然から遠ざかっている証拠ですね。
1本の枝に執着してひたすら押し続ける2匹のオタマジャクシ。
藻をこそげて食べているのでしょうか。
(彼らは雑食なので、メダカのような小さい魚と同じ水槽に入れておくとほとんどの場合魚の方が食べられてしまうそうですよ。ひえー!)
そしてこの謎の生き物。
木の枝かと思ったらうごうご動いていました。よく見ると這った跡もありますね。
誰か知っている方いらっしゃいますか?
トビケラの幼虫かなー?
私の大好きなイモリちゃんもいました!
昔実家でイモリを飼ってたんですが水槽のフタの閉めが甘く脱走されてしまいました。
あの時のショックといったら…。
イモリちゃんごめん。いまだ発見されていないイモリ氏ですがいったいどこにいるのでしょうか。冷蔵庫の下あたりで干からびていない事を祈ります…。
ちょっと変態の進んだオタマジャクシ。
こいつが
こうなって
こうなります!カエルデビュー!こいつはまだ2cmくらい。
ベテラン(?)ガエル。5cmほど。
足にきれいな縞模様が見えますね。アカガエル系でしょうか。
サワガニ。養老渓谷にいたサワガニはほとんどが青色系。
こいつは元気に動いてましたが、腕が1本ないですね。
他にもサワガニがいっぱいひっくり返っていました。
カエルと勢力争いをしているのでしょうか。
エビ。スジエビかなー?ヌマエビかなー?
手が短いし、筋がそんなにはっきりしていないのでヌマエビでしょうか。
何かの死骸を運んでいました。
エビ飼いたい。
これらの生き物のほとんどが
写真左側の、通路をはさんだ川と反対側の止水域に多く生息していました。
水の流れの早い川よりも観察しやすいです。
魚もそこそこいるし、もう少し注意深く探せばヤゴやガガンボの幼虫なども見つけられると思います。
子供に水生生物を教えてあげるにはいい場所ですね。アクセスもしやすいし。
また今度ゆっくり観察に行きたいなー。
童心に帰ることができた1時間でした。
その3へつづく!