源泉かけ流し-秋田県産主婦のブログ-

暇人主婦が日々を転がり落ちる様を実況中継

【出産レポ その3】入院と弱音

 

出産レポ その1

pgr1224.hatenablog.com

 

出産レポ その2

pgr1224.hatenablog.com

 

入院費をケチっていったん帰宅してはみたものの、どんどん強くなる痛み。
 
いよいよ本当に、明日あたり生まれるんだなあ…と思うとなんだかふわふわした気持ちになり、料理する気が起きないという、同じくふわふわしている様子の義両親と一緒に寿司を取り食べました。
 
さすがに波が来ている間は箸が進まず、うーっと耐え、痛みが遠のいている隙に詰め込む!という感じ。
 
そうこうしているうちに夫が帰宅。
生まれそう、と告げると「まじか」とこちらもにわかにそわそわしだす。
 
夕食後、また『これが最後の入浴になるかも…』と思いながら入浴。
 
入浴後はまた少し陣痛が遠のく(といっても10分以内の間隔)が、痛みは増してくる。
 
22時頃から1時間ほど寝ようと試みるも、さすがに痛みが強くて眠れない。
ソファで横になって痛みを逃すことに集中する。
 
痛み逃しには、とにもかくにも深呼吸!!
 
鼻から息を吸ってフーといいながら口から吐く。
手や足に力を込めると全身に力が入ってしまうので、できるだけ力を抜く(手を開く)ことを意識。
ピラティスのインストラクターをやっている友達が言っていた、『子宮口がお花のように開いていくイメージ』をしながらなるべくリラックスするようにしていました。
 
痛みの継続時間が1分ほどなので、とにかくその1分をしのぐことを考えるといいと思います。
1分乗りきれば、数分休めます(笑)
 
そうして痛みを逃しているうちに日付が変わり、2時を回った頃から間隔が5分を切るように。
 
ただ部屋にいるだけだと寒いし痛いしで、また入浴(笑)
風呂はいいなあ…。
これが正真正銘最後の入浴になりました。
 
4時頃になると、もう歩くのも辛くなってきて、あ、これはもう病院に行った方がいい、今行かないと移動できなくなる、と思い眠っていた夫を起こし、真っ暗闇に小雨が降りしきる中、車で産院へ。
 
内診してもらうと子宮口は6㎝、陣痛も5、6分おきになっているということで入院決定
 
助産師さんが部屋を案内してくれ、お産が進むのを待つことに(完全個室の産院でした)。
 
5時、6時、7時…と時間は正確に進んでいくものの、痛みの間隔は一向に縮まらない。
 
夜勤明けの夫はうつらうつらしだし、8時頃朝食が運ばれてくるも食べられず、もう生まれた頃だろうと義両親が様子を見に来てくれたのに痛みと疲れと寝不足でたいした反応もできず、だんだん精神的に追い詰められていきました。
 
陣痛の波が来るたび痛がる私の腰を、夫は眠そうに、だるそうにさすり、自分はこんなに辛いのに、なんでそんな態度なのか…その手さえ鬱陶しく感じて、それが悲しくて、情けなくて、申し訳なくて…何かがプチッと切れました。で、
 
『もう、帰りたいいいいい~~~、痛い~~~』と大号泣(笑)
『なんで寝てんのおおお~~~』
 
と言ったら、夫もさすがにその様子にびっくりしたらしく、目がパッチリに。
それ以降は真面目に腰をさすってくれました(笑)
 
今思うと、夫も夜勤明けで眠い中付き添ってくれ、感謝感謝なのですがこの時は感謝なんてしてる余裕がありませんでした。
 
しかし、泣いて辛さを吐き出し、夫も慰めてくれ、なんだかとってもスッキリした私は、とにかくお産を進めなければ!と手つかずになっていたごはんを味噌汁で流し込み、決意を新たにしたのでした(笑)
 


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