源泉かけ流し-秋田県産主婦のブログ-

暇人主婦が日々を転がり落ちる様を実況中継

母親になるということ

 

こんにちは。もちこです。

 
マタニティスイミングで知り合った子から産んだ!との連絡を受け昨日面会に行ってきました。
 
彼女はなんと5時間という超高速安産分娩だったらしく(初産平均時間は15、6時間)、羨ましい限りです。
 
マタニティスイミングの効果なのかなー?
 
赤ちゃんが生まれたら女性は一瞬で肩書きが『母親』になるわけですが、彼女は相変わらずで、淡々と落ち着いていて、急に母親オーラを出し始めるわけでもなく(笑)、なんだかホッとしました。
 
なんといったらいいのか、人間の本質なんてそう簡単に変わるわけではないのに、妊婦になったら妊婦らしく大人しく、母親になったらすぐに母親らしくしっかりと振る舞わなくてはいけないという強迫観念めいたものがずっと自分の中にあって、それと戦い続けているような気がします。
 
妊婦は酒飲むなとか、ライブに行って飛び跳ねたり山に登ったり温泉入ったりは控えろとか、まあ赤ちゃんのことを考えたら当然のことで、言ってる方も私と赤ちゃんのことを考えて言ってくれているのは重々承知なのですが、なんだか見張られているようで、私が私ではなくなってしまうようで嫌でしたし、正直今でも嫌です。
反発したくなってしまいます。まだまだ子供ですね。
 
そういう子供っぽい自分に気付かされて、ますます母親になるということへのプレッシャーを感じていたのでしょう。
 
陣痛や出産への恐怖心みたいなものは幸いにもまだ感じたことがないのですが、母親になるということは怖いです。
 
周りに『母親』として見られるのが怖いです。
 
あれはしちゃダメ、これはしちゃダメ、周りと上手くやらなければダメ、そんなの母親らしくない、と自分の好きなことが制限され、私という個人が潰されていってしまうのが怖いのです。
 
私自身がもともと周りの目に弱い(最近は発作が起きることも少ないですが、上京したあたりにパニック障害を発症しました)というのも大いにあると思います。
 
好きなことや趣味がどちらかというとアクティブなことが多いというのも、関係していると思います。
 
笑われるかもしれませんが、温泉が本当に好きで、10ヶ月間も温泉に入らないでいることは無理だろうと思っていたので、妊娠したことで温泉でジロジロ見られたり変なオバサンに突然絡まれて説教されたりというのがあったら嫌だなあというのがすごく不安でした(笑)
 
でも実際入ってみたら特に私を気にするような人も絡んでくる人もいないし、なんだ考えすぎてたんだな~と、ホッとできたのを覚えています。
 
むしろ元気な子産んでね~と声をかけてくれた人もいました。嬉しかったなあ。
 
だから同じような不安を抱えている妊婦さん(いるかどうか怪しいですが笑)、大丈夫ですよ。
 
もし絡まれて説教されても、運が悪かった、でもこの人も私のこと考えて言ってくれてるんだなと今なら考えられます。
 
だから母親になることに関しても、産んじゃったらまあなんとかなるだろう!という楽観的な自分もいるし、妊娠中には無理だろうと思っていたこともやってみたら案外できたんだから、自然と折り合いをつけて上手くやっていくんじゃないかなあ。今は考えすぎているだけなんだろう…と思えてもいます。
 
こうして分析できている分、昔よりは成長したのかもしれません。
 
赤ちゃんから見たら頼りない母親だな~って感じかもしれませんが、そこは我慢してもらって(笑)、子供と一緒に自分自身ももっと成長して、あまり揺るがない(笑)自己を確立できたらなと思います。
 
ちょっと弱音吐いてみました。
あースッキリ!
 
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